(U)工事着工から引渡しまで

11.給排水衛生設備工事
給水・排水(汚水・雨水)・給湯・衛生器具取付工事を行います。
この住宅はオール電化を採用しましたのでガス設備は設けませんが、将来の変更に
備え、敷地内まで市ガス配管の引き込みをしています。

2005.06.18 外部配管
外部配管です。

白いマスは雨水マス250Φ、グレイのマスは汚水マス150Φの立上り配管です。

地中には排水勾配を計算して写真奥から手前に横引管が敷設してあり、排水マスと接続しています。

中央部に見える白い管は給湯の配管です。
土間工事後にエコキュート(ヒートポンプ給湯器)と接続します。

玄関廻りの配管です。

立ち上がっている黒色の配管は外部水栓用の
水道管です。

中央のグレイのマスは汚水マスです。地中配管で手前の白色の公共マスと接続しています。

緑色の管はガス配管です。敷地内に引き込んでおき、将来必要になったときにはいつでも使用できる状態にしておきます。


2005.07.12 床下配管
内部給水管の敷設です。

給水は新工法ヘッダー工法により配管しています。
洗面・脱衣室の床組の間から、配管のヘッダー部分が見えます。赤い管が給湯,青い管が給水です。

従来の配管は各水栓ごとに基礎を貫通させ配管する工法でしたが、ヘッダー配管は基礎の安全な一箇所を貫通させヘッダーを設け、ヘッダーから各水栓に直接配管する新工法です。施工性・メンテナンスなどの点で優れています。


2005.07.21 内部配管

トイレ内部です。

床に排水管が見えます。

手すりや手洗いを取り付ける壁には補強下地を
組みます。

天井裏の配管見上げです。

納戸に設けたパイプスペースに配管を立ち上げ、天井裏を通り、2階の洗面台に接続します。

細いグレイの管は給水、白い管が給湯、太い
グレイの管は排水です。

屋内でも給水管には凍結防止のための保温材を巻きます。


2階洗面台床部の立上り配管です。

中央の太い管は排水管、右側の赤色の二つの管は右が給水・左が給湯です。

洗面台に向かって右が給水、左が給湯になるのが正規の工法です。


2005.08.26 雨水排水

竪樋と雨水マスを接続します。

屋根の雨水を、軒樋〜竪樋を経て雨水枡〜道路側溝へと排水します。


2005.09.22 器具取付

エコキュートを取付けます。

エコキュートとは自然冷媒(二酸化炭素)ヒートポンプを使ってお湯を沸かす、これからの電気給湯機です。


トイレ内部器具取付

便器、便座、手洗器、タオルリング、紙巻器、L型手すりを取り付けます。
取り付け箇所にはあらかじめ木工事で下地補強しておきます。


トイレ手洗器拡大です。

壁埋込式なので出っ張りが少なく、トイレ内部が広々使えます。

手洗器下部の扉を開けると配管スペースに収納を設けています。


洗面・脱衣室の洗面ユニット(W=750)です。

コーナーに対応したL型ミラーキャビネット付の洗面台です。


洗面・脱衣室の洗濯用金物です

左:緊急止水弁付横水栓(壁給水)
右:洗濯排水金物(床排水)

スペースを広くとるため、防水パンを設けず直接排水する方式を採用しました。


洗面・脱衣室の床下点検口です。

フタを開けると給水のヘッダーが見えます。


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