家 相 参 考 図
家づくりにおいて古来から家相の賛否をいわれます。非科学的か迷信であるかは別にして、人々に良しとされたものは取り入れていき、悪しと言われるものは極力避けるのが賢明ではないでしょうか。

明治時代の住宅古図を見ると、そこにはいわゆる家相でつくられた間取りが多く見られます。

現在では、地方によりさまざまな言い伝えがあり、いわゆる家相学とも微妙な食い違いが見られます。

岩山哲川建築事務所ではこれらの問題点を長年の経験と実績により、最大公約数でまとめたいわゆる現代家相学を実践しています。
お施主様が望まれれば詳細な図を作成しますが、通常はプランニング時に自発的に家相も確認したプランづくりを行っています。

下記平面は、施主様の強い要望により当社で作成したものですので、皆様の家づくりの参考になればと、HPで公開することにいたします。

一級建築士の私が家相を取り上げるのは不自然だと思われるでしょうが、3千年の歴史があり、古来から言い伝えられたものを現代科学で
いともかんたんに切り捨てるにははばかられるものがあり、日本文化継続の一端として、現代家相学を取り入れている次第です。
古来から繁栄相といわれる北北西、戌亥の方角に玄関を配した間取りです。