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鳥取県大山町の 「ペンション村あけまの森」 にログハウス(ログホーム)が完成しました。


〜岩山哲川コメント〜

岡山市居住のオーナーKさんのご家族は釣りと山歩きの拠点として山陰の大山を別荘地に選ばれ、自然林にマッチする質感の高いログハウスを求めて数年が過ぎた様子でした。

昨年秋、インターネットで私のログハウスを知って松江まで連絡があり、話し合いの上、設計は納得されたのですが、遠距離施工が気になるとのこと。

そこで、耐候性・通年居住・施工性に優れたログホームで設計することに決定し、平成17年秋設計にかかり、平成18年4月大山の雪解けを待って着工、岩山哲川が管理し、平成18年7月無事竣工を見ました。

規 格 350坪の原生林別荘地。 ログハウス=6.5間 X 4間=26坪の(3LDK)、
高床式・平屋建て、 6.5坪の屋外バルコニー、7帖の地下室。
外 観 角ログ仕様ポスト&ビーム、
6寸勾配のドーマ付き切妻石葺き調屋根・モスグリーン(コロニアル)、
玄関ドアは無垢材地杉の親子外開き戸
窓ログ枠材にペアガラスのサッシュで現代調に演出。
コンセプト 「21世紀の森の王子様 誕生」と言った感じ!!!
間取り 半坪の内ポーチ、1坪の玄関、1坪のホール、半坪の踏み込み、
16帖のリビング・対面キッチン(吹き抜け・天窓、半坪のマントルピース)、
和室6帖(1間押入×2)、洋室8帖(クローゼット)、洋室6帖(クローゼット)
半坪の洋式水洗トイレ、1坪の洗面所(ユニット750)、1坪のバスユニット、7帖の地下室

6.5間 × 1間=6.5坪の野外バーベキューバルコニー
(和室6帖、16帖リビング、洋室8帖に接続)

三世代家族の団欒に、ゲストを招いたパーティに、
1年を通じいつでも快適にすごせるログハウスです。
(愛称:ログホーム、 正式名称:スイートホーム・ログハウス)

                  ■ログホームについて■

岩山哲川建築事務所では、従来のログハウスの数々の問題点を解消し、耐候性・通年居住に重点をおいた在来木構造のログハウス(ログホーム)を開発・販売しています。
  (開発の経緯はスイートホーム・ログハウス(ログホーム)の紹介をご覧ください。)

                    ■ログ・ホームの特長■
本来の自然派のログハウスのイメージを残したまま、建築・電気・設備すべてにおいて質感の高いログハウスを提供できます。
■コストダウン
 特定業者・特殊材料ではなく、一般工務店・市販材で施工可能なので、建設費を大幅に削減できます。(一般住宅同等)
■耐震性UP
 柱はすべて4寸柱を使用し、木造筋交いを設け、さらに構造用合板(ログ下地材)をとりつけるので、耐震性が飛躍的に向上します。
(丸太組の通しボルトの締め付けは、長期にわたるプロの管理があって、所定の強度を維持しますが、ログホームは完成以後の管理は不要になります)
■断熱性
 外壁に構造用合板12ミリ+角ログ仕様杉材18ミリ=合計30ミリ(又は合板4ミリ+150Φ半丸ログ杉材75ミリ)を使用し、壁の内部には断熱材を充填するので適度の断熱性を維持できます。
■通年居住型
 通常のログハウスはログ材の変形によりログ材の継目に空隙が生じやすく、すきま風や雨漏り、害虫の侵入が発生しやすいが、ログホームは壁下地に構造用合板を打ち付けた上に防水材を施工するため、すきま風や雨漏り、害虫の侵入を防ぎ一年を通して快適な住空間を演出します。
■設備
 ログハウスはログ材の収縮により壁全体が5〜10センチ程度収縮することがあるため、設備もそれに対応した特殊品・特殊工法が必要ですが、ログホームは通常の設備・工法で施工できますので、お好みの市販モデルが使用可能です。
■工法
 同一平面・外観で比較した各種工法のログハウス建設費は以下になります。(参:26坪)
1.ログホーム(木構造の角ログハウス)・・・1,700万円(今回のログハウスはこの工法です)
2.スイートホーム・ログハウス180Φ(木構造の丸太ログハウス)・・・1,850万円
3.150Φ普及品ログハウス・・・2,000万円
4.180Φ普及品ログハウス・・・2,200万円

ご質問・ご相談がありましたら、岩山哲川建築事務所
(TEL:0852-28-1144 ; mail:tessen@ie-21.jp) までご連絡ください。
現場見学・勉強会も随時受付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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                      【完成写真】
1.外部(写真をクリックすると拡大します)
 アプローチです。
 自然の樹木に囲まれたすばらしい
 ロケーションです。
 バルコニー側外観です。
 バランスのよいプロポーションに
 仕上がりました。


2.ポーチ(写真をクリックすると拡大します)
玄関ポーチです。
アーチ状に組んだログ材で
来る人をやさしく出迎えます。
玄関ポーチの外灯です。
夜にはほのかに辺りを照らす
暖かい光です。
玄関扉の取手です。
ログハウスに合うものを建具
屋さんの倉庫で見つけました。


3.ホール(写真をクリックすると拡大します)
玄関ホール内部から玄関
ドアを見ます。壁は角ログ
材と丸ログ材をバランスよく
組み合わせました。
 トレイ・洗面室のドアです。
 ドアは、壁のログ材の幅
 に合わせた板材貼りで
 仕上げています。
 リビング入り口ドアです。
 ガラス入りの格子戸です。

 リビング入り口ドア枠の拡
 大です。大きな建具枠が
 ログハウスの特長です。


4.リビング・キッチン(写真をクリックすると拡大します)
16帖のリビングです。壁は質感の高
いログ材、床は厚さ20ミリの杉無垢
材と、自然素材をふんだんに使用
した快適な室内です。
薪ストーブも設置しました。
リビングからキッチンを見ます。
カウンターには厚さ12センチの
天然の杉材を使用しました。

全般照明には天井から吊るした白熱
球、部分照明としてスポットライト・
ブラケットライトを採用しました。
シーンに合わせて各照明を組み合
わせ、室内を演出します。

リビングは梁・小屋組を露しにした
気持ちの良い大きな吹き抜け空間
です。梁上部に天井を照らす照明
を設置し天井が暗くならないよう
配慮しました。
薪ストーブの前には天井にシーリング
ファンを設けました。

暖気を室内全体に循環します。 
キッチンはシステムキッチンを採用
しました。IHヒーターの前には効率
よい排気の為に小壁を設け、壁は
お手入れの楽なキッチンパネルで
仕上げました。

 薪ストーブはアメリカのバーモント
 キャステイングス社の製品です。
 床には炉台を設置し、煙突は効
 率のよい断熱二重煙突を使用し
 ました。
 薪ストーブ本体です。
 試し焚きでいきおいよく薪が燃え
 ています。スムーズな燃焼の
 ために床に外気導入アダプター
 を設け、直接外気を吸気します。
 外部から見た薪ストーブの煙突
 です。屋根貫通部は雨や雪に備え
 小屋根部分に設け、しっかり固定
 しました。

  キッチン側面です。
  カウンターのコーナーには杉
  丸太材を使用しました。


5.洋室8帖(写真をクリックすると拡大します)
洋室8帖は柱を露しとする真壁づくり
です。写真はリビング出入口と押入
のコーナー部分です。
バルコニー側のコーナーです。
腰壁は天然杉板タテ張、壁はクロス
張仕上です。
照明は、3個×2種類のダウンライト
を円形に配置し、シーンに応じて
組み合わせて使用します。

6.洋室6帖(写真をクリックすると拡大します)
 洋室6帖です。壁は杉板タテ張、
 壁はクロス張仕上げです。
 窓とクローゼットのコーナー部分
 です。クローゼット扉は折れ戸です。
 リビング出入口コーナー部分
 です。

 窓枠拡大です。各室の窓はすべて
 断熱のためにペアガラスを採用
 しました。

7.和室6帖(写真をクリックすると拡大します)
和室6帖です。
ログホームでは通常の和室を
設けることも可能です。
窓側のコーナーを見ます。
障子の桟を部分的にカットし、
デザインに変化をもたせました。
 床の間です。天井廻縁の下に
 掛軸をかけるための幕板を貼り
 付けた、「織部床」としました。

8.トイレ・洗面・浴室(写真をクリックすると拡大します)
 大山は豪雪地域なのでトイレ
 は寒冷地仕様の設備です。
洗面室内部建具枠拡大です。
建具枠はすべて天然の杉材を使用
しています。
洗面室出入口取手です。誰にでも
使いやすいレバーハンドルです。
高さは90センチに設定しました。

 洗面室に設けた床下点検口
 です。ここから直接床下に入り
 配管等を点検します。
  洗面ユニットと洗濯機置場
  です。明かり取りのルーバー
  もペアガラス仕様です。
  分電盤は洗面室内に設け
  ました。

9.バルコニー(写真をクリックすると拡大します)
 13帖の広いバルコニーでは
 バーベキューも楽しめます。
 自然林の中、朝日の当たる心地
 よいバルコニーです。
 玄関横からバルコニー入る
 階段です。開き戸がついて
 います。

防水型スポットライトを2ヶ所設置
しましたので、暗くなっても必要な
明るさを確保できます。建物の
ライトアップにも効果的です。

10.地下室〔ワインセラー、薪置き場〕(写真をクリックすると拡大します)
積雪対策のために高くした基礎の
内部空間に地下室を設けました。
広さは7帖です。薪やワインを保存し
たり、レジャー道具を置くなど多様な
使用が可能です。


       基礎工事・軸組工事・屋根工事・外壁工事の概要です。
1.基礎工事
ログホーム基礎 基礎は積雪を考慮した高床式鉄筋コンクリートベタ基礎で、仕上は打放し仕上げです。傾斜のある地形にあわせて立ち上がりの高さを3段階に変えて施工しました。

写真左に見える独立基礎はバーベキューバルコニーの柱脚部の基礎です。

ログハウスは平地よりも傾斜地によく似合うのが不思議です。


2.棟上げ/木工事
ログホームの棟上げです。

クレーンを使用して地杉木材を吊り上げ軸組を組んでいきます。

柱はすべて正4寸杉柱です。

柱と柱の間には充分な筋交いが入ります。

筋交いは構造用金物でしっかりと土台・柱・梁・桁に結合します。

軸組はすべて建築基準法の規定による構造用金物で結合します。


3.屋根工事
屋根は6寸勾配のドーマー付き切妻石葺き調屋根・モスグリーン(コロニアル)です。

リビングの吹き抜けに設けたドーマーから室内に光をとりいれ、リビング内を明るくします。

日中は千鳥破風が大屋根に変化をもたらし、夜はリビングからもれる灯りが大山の樹木を照らします。


4.外壁
外観と敷地の一部です。(ブルーシートはこれから使用するログ材の養生シートです。完成時はバルコニーできれいに仕上がります。)

外壁は角ログ仕様杉材18ミリ+構造用合板12ミリ=計30ミリの厚さです。

壁下地として構造用合板を打ち付けた上に防水材(アスファルトフェルト)を施工するので、すきま風や雨漏り、害虫の侵入を防ぎます。
また、構造用合板を打ち付けた耐力壁は構造耐力上たいへん有効です。

玄関ポーチ部の詳細です。

外壁は角ログ仕様杉材12.5センチ幅、仕上げ塗装はキシラデコール(カスタニ)重ね塗りです。


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