４、５の分析により「食堂の村」を計画

６，詳細確認

Ａ，人間の行動による検討

一，年齢、性別、立場、職種等によって様々に好みが違っている。例えぱ、子供は遊びを
　　中心に計画する、若者は流行、壮年は仕事あるいは家庭サーピス、老人は若返り、こ
　　のように全く違ったものを要求される

一，年齢、性別、立場、職種・・・これだけの物を一店舖で満足させるのは至難の技であ
　　るため、大半は極一部に絞った短期的デザインにしてあるのが普通

一，世の中の総べての人に最大の支持を受けしかも長期的なものを求める、これを造るに
　　は既成概念を超えた能力が必要になり、それは平成の神話誕生になろう

一，人間の行動分析より
　　食う、遊び、レジャー、流行取り人、仕事用、息抜き、家庭サービス、感覚、存在感　
　　若返り、憩い、快適、権威保持、保護者、満足感、開放、理解者、暇潰し、休息、付
　　き合い、ぜいたく、みだしなみ、街の色、ファッション、アクセサリー、会話、デパ
　　ート見てあるき、自由、独身貴族、陶酔、豪華な食事、ショッピング、若者、外食、
　　自由時間、異次元、調和、接侍、良い成績、たむろ場、集団、寄り合い、安全、気を
　　養う、息抜き、対話、食べ歩き、体力、仲間、接侍、遊び

以上により食堂に付加価値を付けた村の計画
　１，複数店舗、複数経営で別々のパターン造り。職種も変え使用用途に対応。
　２，別途施設を造り社会生活のニーズに対応・独立付のイメージ造り。
　３，積極的に各種イベント企画、総合企画村として地域の情報発信基地。
　４，各種ネットワークを組織化。自治体なみイメージで民間ならのサーピス。

Ｂ，食堂の種類による検討

種別	主目的イメージ	悪いイメージ
1．ドライブin	メニュウー豊富、駐広、家族向	並みの味、個性無い、個別利用不向
2．食堂	手頃のメニュー、少数向き	休憩できぬ、駐車場狭い、観光用不向
3．めしや	家庭的で飽きない、個人数向き	休憩できぬ、ムード無い、家族不向
4．喫茶店	コーヒー休息、会話	軽食で限定され飽きる、食事不向
5．専門店	独自の味うまい、個性有、満足	毎日は飽きる、価格高い、満車
6．街の店	適当でうまい、近く気軽で便利	混雑、気分転換出来にくい

1．専門店別全体で様々に対応、メニュー豊富家庭的休憩会話出来て個性的気軽で便利な村
2．個別利用出来、観光家族向きで、休憩食事出来て飽きず毎日気分転換出来るものを造る

１．地域・条件分析

位置：出雲市役所前から西に６ＫＭ、国道九号線南に接し南西に神西湖を眺める地
　　　（自動車の出入り便利、田舎ながら開けて空明るく地域全体に保養地の感あり）

地形：地盤高国道に同じ全体均してある、四方道路に接す１００ｍＸｌ００ｍの更地
　　　（周囲に障害物なく風通り良い清潔な感じ、正面に太陽を仰ぐイメージ商業向き）

景観：南＝田園向こう小山、西＝神西湖対岸、北＝国道九号の向こう街並、東＝田園
　　　（敷地全体を上げると更に景観良くなる、開放的別天地のイメージ内蔵）

近隣：
　「名所」１、出雲大社、日御崎海岸、浜山公園、出雲ドーム、立久恵峡、三瓶
　　浜田海浜公園、　２、神西湖「出雲国風土記神門水海、長浜海岸（国引きの綱）
　　長浜神社、砂丘海岸、十間川(大梶七兵衛）、神西駅、出雲電車基地16万m2
　　西浜養豚団地、葡萄栽培、ハマボウフ、いづも大社カントリークラブ、他
　　(近隣大型集客地をターゲットにした神西湖畔独自な発想）

　「公共」１，県立出雲養護学校、さざなみ学園、特別養護老人ホームひまわり園
　寮護施設出雲サンホーム、他施設、２，島根大学付属神西砂丘農場、島根県家畜
　衛生研究所、市農協カントリーエレベーター、出雲市農協グランド、湖陵町農業
　協同組合　３，湖陵町役場、湖陵商工会館、神西小学校、河南中学、湖陵小中学校
　(公共施設が目立つ、これら施設に村の必需性を共存の追及）

　「企業」都築紡績出雲工場36万m2、ダイハツ金属工業11万m2、土木建築、
　石油自動車関係の事業所多数、企業工場多数
　(企業集中で人口増、核になり更に企業が増加・対人口対策施設の検討）

　「施設」国民宿舎国引在、保養センター湖陵荘、レークサイド出雲、他サービス
　(既に既存施設で大筋の流れが形成済、同乗安定法で更に強化）

参：１近隣対人間用の継続的企画検討、　２近隣集客が必要とする新名所、　
　　３、反復利用可能で飽きられないもの、　４時代移行可能な企画立案

３，人間の行動分析

お客様が人間として最も好む行動・考えを年齢別、性別、立場別、
職種等々で分析

Ａ，年齢別　　注「岩山哲川独自イメージ」
１、総ての人間にとって最低限必要なもの＝衣、食、住
２、子供にとって大切なもの＝遊び、食う、唾眠、（餓鬼）
３、若者に〃「存在」＝レジャー、レクレーション、流行、ドライプ、食事
４、壮年に〃「自覚」＝仕事、息抜き、家庭サービス、飲む
５、老人に〃「感覚」＝存在態、若返り、憩い、食いもの、温泉、心配

Ｂ，性別
６，天国に〃「話」＝楽園、快楽、地獄
７，男性に〃「保護」＝女性、権威、保護者、なまける、遊び
８，女性に〃「自己」＝満足感、アクセサリー、家庭

Ｃ，立場別
９，経営者に〃「開放」＝儲け、お金、理解者、遊び、自由、理念
１０，管理職に〃「極楽」＝良い部下、人気、暇潰し、手柄、身勝手
１１，従業員に〃「修業」＝休憩、お金、出世、付き合い、ぜいたくしない
１２，営業マン〃「集中力」＝売上、電話、トイレ、休息、食事、みだしなみ、fax
１３，ＯＬに〃「街の色」＝ファッション、温泉、食べもの、アクセサリー、会話
１４，家族に〃「消費」＝外食、旅行、レジャー、海、山、公園、デパート見歩き
１５，単身赴任〃「自由」＝外食、洗濯、ゴロゴロ、開放感、独身貴族
１６，主婦に〃「胸酔」＝暇潰し、豪華な食事、テレビ、ショッピング、若い男性
１７，パート主婦〃「現実」＝外注指向、外食サービス
１８，独身に〃「未来」＝自由時間、外食、洗濯、ドライブ、暇潰し、習いごと
１９，アベック〃「宇宙人」＝ムード、個室、夕日、音楽、会話、異次元の世界

Ｄ，職種別
２０，公務員に〃「調和」＝贈り物、接待、無事、バランス、自重
２１，学生に〃「放任」＝良い成績、ＣＤ、たむろ場、食いもの、遊び
２２，農業に〃「集団」＝集会、寄り合い、水、天気予報、跡取り
２３，漁業に〃「連帯」＝酒、煙革、昼寝、時化、安全
２４，職人に〃「一直」＝酒、魚釣り、パチンコ、気を養う趣味
２５，工員に〃「自界」＝ドライブ、パチンコ、釣り、おでん、読書、息抜き
２６，女工員に〃「対話」＝映画、ショッピング、食べ歩き、人間的変化を狙う
２７，トラック野郎に〃「人」＝体力、仲間、休息、食事、風呂、電話、夢送人、街
２８，自営業に〃「博徒」＝儲け、蝦、接待、遊び、趣味、道楽

５，食堂の種類別

太古から動物は水場に集まる習性があり、
事実ここには中世の港があり一貫した流れある

一．和食
　１，江戸前寿司、ちらし寿司、くるくる寿司、精進科理
　２，和定食、造り料理、活漁料理、日本海料理、割烹料理、
　　　天ぷら料理、山菜料理
　３，どんぷり物、鰻料理、日替り定食、田舎料理、ハマボウ料理、
　　　神西料理
　４，鍋料理、スッポン料理、鴨料理、猪料理、チャンコ料理、ぜんざい

二．麺類
　５，うどん屋、そば屋、ソーメン屋
　６，ラーメン屋、スパゲテイ店

三．中華料理
　7,　中華料理、ホンコン料理、中国料理、宮廷料理
　８，ギョウザ屋

四, 洋食
　９，洋食屋、ビーフステーキ屋
　10, プランス料理屋、外国料理屋、ジンギスカン
　11，ハンパーグ屋、サンドイッチ屋、パン造り屋

五, 肉料理
　12，焼肉屋、ホルモン焼き、パーベキュウ、豚料理
　13，シャプシャプ屋、焼烏屋、きじ料理

六．一般
　14，カツドン屋、カレーライス屋
　15，オコノミ焼き屋、大判焼き屋、タコ焼き屋
　16，一般食堂、おでん屋

七．軽食
　17，喫茶店、ドリンク、アイスクリーム屋
　18，コインレストラン

八．酒
　19，スナック、ビヤガーデン

計画趣旨
１、２、３の分析より「食堂街」を企画

４，概要確認

Ａ，交通等の便検討
　ｌ，国道九号線に直接面していて自動車の出入りスムーズ
　２，敷地平坦で駐車可能、２００台確保、設計により増数可能
　３，大型車も進入可能、観光パス等の立ち寄り計面可能
　４，長時間休息出来る施設計画可能、ハム等の利用
　５，宅急便等基地、常時通行者立寄り基地、タクシー基地、レンタカー基地可能
　６，マイクロパスの送迎可能

Ｂ，集客検討
　１エリア　１，国道常走者は食時間調整する、１時間で５０Ｋｍ安来～浜田間のお客数
　　　　　　　　イ，（５０，０００ｍ÷５０ｍ＝約１０００台ｘ東西＝２０００台）
　　　　　　　　参・（九号線一日通行量総計約２０，０００台）

　２エリア　２，人口８万人の出雲市中心から８ｋｍ（１０分）の距離、湖陵町６千の人口
　　　　　　　　（付加価値を必要とする、個体大規模でなく集合分離合体の方法を取る）

　３エリア　３，付近に企業工場、公共施設多く日中人口多い、今後も増加
　　　　　　　　（自動車時代適応の昼休み提供、昼・交通激減でスムースに通行可能）

　４エリア　４，所要時間５０分の近隣市町村の合計人ロ３８万人
　　　　　　　　（今外食が普通になった、交通量の減る日曜日の家族に新名所提供）

　５エリア　５，所要時間９０分の近隣市町村の合計人ロ５４万人
　　　　　　　　（家族の娯楽を兼ねた季節新名所提供範囲、日中そこで遊べる事が大切）

　６エリア　６,近隣名所観光地の集客に新名所の提供
　　　　　　　　（出雲大社２０６万/日御崎１４８万/浜山公園４９万　年間計４０３万人のお客）

　７エリア　７，出雲ドームは年間５０万人集客の予測を立てる
　　　　　　　　（６，７お客に神西湖畔の新名所を結び付ける）

7, 営業企画インスピレーシヨン

概要のみ書きだし

１，日本一流の食通村を造る、食の館８店舖一流の食事で安価な専門店
　　食事商品券、専用カード、すべて一流コック長で本当に旨い、ありそうでなかった街
　　あそこに行けば好きなものが食べられる付のイメージ

２，イペント村、何時もなにかのイペントをやっていて散歩に行く感じ
　　野外ステージコンサート、アマチュアパンドの演奏、朝市、野菜市、豚肉市、外国の物
　　常に注目される街、総べて集まる必要性

３，展示コーナーを設ける、村長は日本的人物で村の名前は公募する
　　木造の塔日本一、建築に共同モデルコーナー、

４，生活必要の部分と文化を結び付ける
　　ギャラリー、名画、木材館、世界の樹を植える、老若男女ふれあいの街

５，松江市からでも出かける意味を持つ食の広場メーンにして企画
　　動物公園、水族館、全国の珍しい土産、遊園地、ミラーポール、ゴクラク鳥、孔雀
　　猿る鳥、フェニックスの村、鐘、山、水辺

６，プロのコックの指導をアピール
　　奥様にプロの味教えます料理教室、花嫁料理教室

７，各コーナーをもうけオーナーの必要性と外部者の必要性をむすび付ける
　　アクセサリーコーナー、花コーナー、カラオケコーナー、もちかえりコーナー
　　ゲームコーナー

８，商業コーナーの企画
　　理容美容、化粧品、食品、電気製品、ビデオ、漁具、銀行、本屋

９，サービス業務
　　結婚式、旅ガイド、ＮＴＴ、パス停、タクシー、代行、タパコ、コピー、タイヤ
　　クリーニング、質屋、花屋、文具、クツ屋、ガソリン、ポスト、電話、fax、風呂
　　シヤワー、印紙、クツ下、ネクタイ、カパン、酒、菓子、土産、お茶、薬、ＮＨＫ
　　洋服仕立て、自動車、医院、印刷、鉄棒、プランコ、神社、寺