HOME家づくり講座シックハウスと健康住宅>4.シックハウス対策

シックハウスと健康住宅

1.なぜシックハウスが
広まったのか


2.人体への影響

3.有害な建材・施行材の例

4.シックハウス対策

5.まとめ・リンク集
4.シックハウス対策
建物について
建物の工法 工法によって建材や気密性能等が違うので確認する。
気密性能 必要な換気設備の種類や換気設計とも関係します。
断熱性能 換気は熱ロスと寒さを補うため、断熱性能を確認する。
床下の状況 シロアリの好まない環境にするため、充分な換気を確保し、土台に防蟻性能の高い材種を使用する。補助的対策として天然系の薬剤を使用する。
社団法人日本しろあり対策協会

間取りについて
周囲環境との関わり 建物の配置・方位・窓の配置・日当たり・騒音等の確認
建物形状の概要 間仕切り・建具・造り付け家具の配置の確認。通風と換気の空気の流れ道が確保されるか確認。
換気方式 建物全体の規模や部屋の用途に応じた換気設計がなされているかどうか確認。

建材について
下地材 低ホルムアルデヒド対応の合板やボード類(表示(ラベル)を確認)
(財)日本合板検査会
左官材 土壁・漆喰・珪藻土・生石灰など自然素材のもの
日本建築仕上材工業会
壁紙 低ホルムアルデヒド対応の製品(ラベルを確認)、紙クロス、布クロスなど
壁紙製品規格協議会(SV協議会)
日本壁装協会ISM機構
床材 単層・無垢材フローリング、コルク、天然リノリウム、天然畳など
塗料 漆・柿渋など自然塗料、VOC発生量の少ないもの
日本塗料工業会
接着剤 ノンホルム系、自然素材系のもの。防腐・防カビ剤の有無もチェック
日本接着剤工業会
断熱材 ウール、炭化コルク、亜麻草繊維など
家具・建具 有害物質を放出する合板・ボードが使用されている可能性があるので、どのような仕様でできているか確認する。

日常生活でできる身近な対策
換気 ・こまめに窓を開ける
・換気口を開ける。換気扇をまわす
汚染源を持ち込まない

・刺激臭のある家具を持ち込まない
・芳香剤や殺虫剤など汚染源となる日用品の過度の使用をさける。

室内化学物質の測定をする ・公的相談機関や専門の業者に相談する方法が適切です。
(財)住宅保証機構
空気清浄機 ホルムアルデヒドなどの有害化学物質を除去する空気清浄機が研究・開発されています。