外壁サイディング工事は通気工法で施工します。通気工法は、壁体内に通気層を設け 湿気を排出することにより、建物の耐久性と快適性を向上させる防湿工法です。 さらに通気層内の通風により、日射などに対する遮熱性も向上します。 |
室内からの湿気を逃し、外部からの風雨の浸入を防止する透湿防水シートを張ります。 所定の重ねしろをとりながら下から順に横張りし、柱・間柱に留め付けていきます。 |
サッシ廻り拡大です。 防水紙は隙間のないように張っていきます。 |
防水紙の上から、通気層を作る胴縁を取り付け ます。 横張りのサイディングなので、通気胴縁をタテに 取り付け、通気層を確保します。 |
サッシ廻り拡大です。 通気を確保するために、隙間を設けて胴縁を取り付けます。 |
サイディング材を下から順に、釘でしっかりと胴縁に張り付けていきます。 出隅部にはコーナー役物を使用します。 サイディングのジョイント部には目地ジョイナーを取り付けます。 |
軒天通気見切り拡大です。 通気見切底部に空いた通気孔から壁体内の湿気や熱気を排出します。 |
サイディング最下部です。 土台に水切りを取り付け、サイディングを張っていきます。 通気を確保するために、サイディング下端と水切り上端には隙間を設けます。 |
目地にシーリング材を充填していきます。 サッシ廻りもすべてシーリングを施工します。 |
サイディング工事が完了しました。 建物前面は、西日に対する遮熱性と、前面道路と近距離にあるため防犯性を考慮し、窓を設けず、ワンポイントとして壁面を一部下げ玄関ドアを設けました。 さらに、アクセントとして外構の植栽を計画して います。 |
破風板と軒天には塗装をかけます。 外壁と屋根に合わせた色を選択しました。 |
軒樋取り付け。 所定の勾配を取り、破風板に専用の金物で取り付けます。 破風の塗装にあわせた茶色の角樋です。 |
軒樋で集めた雨水は集水器〜呼び樋を経て竪樋へ続きます。 |
竪樋は専用の金物で壁面に沿って取り付けます。 写真は竪樋端部です。 以降、給排水工事で雨水マスに接続し、雨水を道路側溝へ排水します。 |
足場撤去後の外観です。 |
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