棟上が終わり、筋かいが入ると、上棟検査を行います。 筋かいの位置や金物の接合状況ほか、仕上で隠れてしまう部分を確認します。 |
外部軸組と筋かいです。 筋かいは金物で軸組に固定します。 外壁の下地受けの間柱が6本見えます。 |
基礎〜土台〜柱の取り合い部分です。 アンカーボルトで基礎と土台を緊結し、柱と土台を金物で固定します。 (和室の柱は120角の桧化粧柱です。土台は120角桧材を使用します。) 床下換気は基礎パッキン工法です。 基礎と土台の間にパッキンを敷き、基礎全周に 隙間を設けて床下の換気を行います。 |
軒先角部の納まりです。 既製品の化粧破風板は下地材の上に 取り付けます。 |
内部軸組と筋かいです。 特に耐力が必要な部分には筋かいをたすき掛けに入れます。 |
たすき掛けの筋かいが取り付く柱等の柱頭・柱脚にはホールダウン金物を取り付け、柱と横架材を緊結します。 ホールダウン金物は、地震・台風時に柱が引き抜けるのを防止するために設ける金物です。 |
上の写真と同じ柱の柱脚部分です。ホールダウン金物のボルトは、基礎から立ち上がっています。 軸組の接合金物の種類は建築基準法で細かく 規定されています。 |
1階の小屋組見上げです。 大きな丸太の梁が見えます。 木造の醍醐味は、大きな梁組にあります。 岩山哲川建築事務所は寺社建築も手掛け ますので、梁組は通常より大きな寸法のもの を使用します。 |
2階床組見上げです。 梁に根太を組み、2階床下地の構造用合板を 張ります。 |
筋かいと柱脚・土台の取り付きです。 筋かい端部は上下とも筋かいプレートを使用し、ビスで固定します。 基礎と土台を緊結するアンカーボルトの頭も見えます。アンカーボルトは柱の近くに設けることが大切です。 |
建物出隅部の小屋組見上げです。隅木・垂木・ 野地板(構造用合板12mm)が見えます。 軸組の隅部には、剛性を高めるために火打ち金物をいれます。 梁の羽子板ボルト、筋かいプレートも見えます。 金物は、住宅金融公庫仕様Zマーク金物(同等品)を使用しています。 |
軒桁と小屋梁の取り合いです。 丸太梁を羽子板ボルトで軒桁に緊結します。 |
柱頭と梁の結合部です。 梁と小屋束も金物で緊結します。 |
1階床組です。 隅角部には剛性を高めるために火打ち土台を入れます。 筋かいプレート、アンカーボルトも見えます。 |
玄関土間と土台下の納まりです。 土間コンと土台下に4cmの差をつけ、タイル 仕上時に2cmの差がつくようにし、土台の腐食を 予防します。 基礎と土台の間には基礎パッキンが見えます。 |
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